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おおじしん【大地震】

読者カード 用例 2022年01月02日 公開

2021年03月15日 ubiAさん投稿

用例:この東京の土地で起こった大地震(Oodisin)や大火事に関するいろいろの古い記録を調べて読んでみた。
『事変の記憶』 1923年10月 寺田寅彦
語釈:〔名〕「だいじしん(大地震)」に同じ。

コメント:第二版の用例(1877)より新しいですが、「おおじしん」と読みがわかる例なので、とりあえず。原文ローマ字、( )内に見出し語のみ原文ローマ字表記をいれました。初出(大正十二年十月、『ローマ字世界』)とあります。

編集部:第2版では、『団団珍聞-一号』(1877)が確例が引かれていますが、「だいじしん」と語形がゆれている言葉でもあり、確例を補うことに意味はありますね。

著書・作品名:事変の記憶

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1923年10月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:邦字表記は、244ページ10行目〔『寺田寅彦全集第九巻』、一九九七年八月六日発行〕(ローマ字表記は、236ページ19行目〔『寺田寅彦全集第十巻』、一九五一年一月一〇日第一刷発行 一九八六年五月六日第二刷発行〕)

発行元:岩波書店