おおじしん【大地震】
読者カード 用例 2022年01月02日 公開
用例: | この東京の土地で起こった大地震(Oodisin)や大火事に関するいろいろの古い記録を調べて読んでみた。 |
---|---|
『事変の記憶』 1923年10月 寺田寅彦 | |
語釈: | 〔名〕「だいじしん(大地震)」に同じ。 |
コメント:第二版の用例(1877)より新しいですが、「おおじしん」と読みがわかる例なので、とりあえず。原文ローマ字、( )内に見出し語のみ原文ローマ字表記をいれました。初出(大正十二年十月、『ローマ字世界』)とあります。
編集部:第2版では、『団団珍聞-一号』(1877)が確例が引かれていますが、「だいじしん」と語形がゆれている言葉でもあり、確例を補うことに意味はありますね。
著書・作品名:事変の記憶
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1923年10月
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:邦字表記は、244ページ10行目〔『寺田寅彦全集第九巻』、一九九七年八月六日発行〕(ローマ字表記は、236ページ19行目〔『寺田寅彦全集第十巻』、一九五一年一月一〇日第一刷発行 一九八六年五月六日第二刷発行〕)
発行元:岩波書店