日国友の会

と【土】

読者カード 項目 2024年11月12日 公開

2021年03月16日 古書人さん投稿

用例:薩の西郷吉之助(隆盛)大久保市蔵(利通)土(ト)の坂本龍馬の如き俊傑は又この説を持せりと云ふ。〔政治史・一〕
『明治発達史 全』 1911年7月27日 編纂者 毛利鐵之助・原田信三・日野忠吾・宮本銑太郎
語釈:「とさ(土佐)【一】〔一〕」の略。

コメント:「ど」の解釈2で立項されている2つの項目は「と」で立項すべきではないでしょうか。読み方は両方ともに「とさ」「トルコ」です

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「とさ(土佐)【一】〔一〕」の語釈は「南海道六か国の一つ。都佐(とさ)・波多(はた)の二国が大化改新で一国となって成立。上代より遠流(おんる)地とされ、鎌倉時代は梶原・三浦氏などが守護。戦国末期は長曾我部氏が、江戸時代は山内氏が支配。明治四年(一八七一)の廃藩置県で高知県となる。土州」となっています。

著書・作品名:明治発達史 全

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1911年7月27日

著者・作者:編纂者 毛利鐵之助・原田信三・日野忠吾・宮本銑太郎

掲載ページなど:5ページ後ろから2行目

発行元:博愛館