日国友の会

アグニ【阿姑尼】

読者カード 用例 2024年11月15日 公開

2021年03月17日 古書人さん投稿

用例:是等の諸神中最勢力ある神を「アグニー」(火の神)「インドラ」(「ズワーユ」とも云ふ、空氣の神)「スルヤ」(太陽の神にして一時非常なる信心を得て甚しき勢力を有したる神なり「ソーマ」の「ワールナ」等に見ゆるもの是なり)の三神にして之を三柱の神と云ふ〔宗教・四韋陀の梗概及哲學(二)〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 米国哲學博士 藏原惟郭
語釈:(梵 Agni)《アグニー》古代インド神話の火の神。火天。太陽・雷光・祭火となって暗黒と邪悪を滅ぼす。密教では大日如来の化身ともいう。

コメント:僅かですが遡ります

編集部:2017年12月5日付けで、姉崎正治『印度宗教史』(1897)の例をご紹介いただいていますが、さらに、1年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:米国哲學博士 藏原惟郭

掲載ページなど:494ページ下段8行目

発行元:博文館