日国友の会

ペルー(秘露)

読者カード 用例 2024年11月15日 公開

2021年03月18日 古書人さん投稿

用例:明治初年の外交の中快心に堪へざつものは秘露事件(ペリウじけん)となす、五年秘露(ペリウ)の商船マリヤルーズ號清國澳州より、支那奴隷二百餘人を勾売し横濱に入る、〔政治史・三〕
『明治発達史 全』 1911年7月27日 編纂者 毛利鐵之助・原田信三・日野忠吾・宮本銑太郎
語釈:(Peru)南アメリカ大陸の太平洋岸にある共和国。西部をアンデス山脈が走り、東部はアマゾン上流の密林地帯。住民はインディオが約半数を占める。インカ帝国の故地で一五三三年からスペインの植民地となり、一八二一年独立を宣言、二四年に完全独立。鉄鉱石・銅鉱石・綿・サトウキビなどを輸出。首都リマ。

コメント:取り敢えず

編集部:当て字の例はこれが初めてですね。

著書・作品名:明治発達史 全

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1911年7月27日

著者・作者:編纂者 毛利鐵之助・原田信三・日野忠吾・宮本銑太郎

掲載ページなど:16ページ8行目

発行元:博愛館