日国友の会

ほかけ【帆掛】

読者カード 用例 2024年11月15日 公開

2021年03月18日 古書人さん投稿

用例:其後百餘年神國の海上へは帆かけさへ見せ不申候所
『水戸烈公戊戌封事』 1839年 水戸斉昭
語釈:〔名〕(2)「ほかけぶね(帆掛船)」の略。

コメント:解釈2に辞典しか事例がないので

編集部:第2版で、『倭語類解』(17C後-18C初)の例が添えられているだけですね。ちなみに、「帆掛船」の語釈は「帆を張って、それに当たる風を利用して走る船。帆船。帆上船」となっています。

著書・作品名:水戸烈公戊戌封事

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1839年

著者・作者:水戸斉昭

掲載ページなど:76ページ後ろから4行目(「野史臺 維新史料叢書 別編二」、1973)

発行元:東京大学出版會