日国友の会

よう【陽】

読者カード 語釈 2024年11月16日 公開

2021年03月19日 古書人さん投稿

用例:其燈心を引き附着する所以は紙に起りたる陽(ヤウ)の越歴(ゑれきてる)、燈心の陰の越歴に合はんとするがゆゑなり〔雷避の柱の事〕
『天變地異』 1868年 小幡篤次郎
語釈:〔名〕電気のブラス側。

コメント:「電気のプラス側」の意味の事例で遡ります

編集部:2006年11月2日付けで、nanyakaya さんに、高瀬四郎(抄訳)『電信ばなし』(1873)の例をご紹介いただいていますが、さらに、5年さかのぼります。

著書・作品名:天變地異

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1868年

著者・作者:小幡篤次郎

掲載ページなど:3丁オ2行目〔国会図書館デジタルコレクション〕

発行元:慶應義塾蔵版