日国友の会

ほんしょく【本色】

読者カード 用例 2024年11月16日 公開

2021年03月19日 古書人さん投稿

用例:此七色は固より日光の本色(ホンショク)なれども砕けて見へざるもの斜に斯る硝子へ透き通るより光の道筋曲りて本來の色を顕はしたるなり〔虹霓の事〕
『天變地異』 1868年 木幡篤次郎
語釈:〔名〕本来の色。もとの色。固有の色。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:2010年1月7日付けで、松本栄三郎訳『小学礦物』 (1881)の例をご紹介いただいていますが、さらに、13年さかのぼります。

著書・作品名:天變地異

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1868年

著者・作者:木幡篤次郎

掲載ページなど:17丁ウ2行目〔国会図書館デジタルコレクション〕

発行元:慶應義塾蔵版