つきがさ【月暈】
読者カード 用例 2024年11月19日 公開
用例: | 月暈(ツキカサ)の現はるゝは日暈と同じ道理なれば三ッの月同時に出でたるも七ッの日輪大空の氷に映ふたると異なることなし〔三月並び照す事〕 |
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『天變地異』 1868年 小幡篤次郎 | |
語釈: | 〔名〕大気中に浮遊する氷晶によって月の光が反射または屈折して生じる光の環。半径約二二度、環は通常、外側の方が明るい。白色に見えるが光のつよい場合は、内側が赤みがかって見え、外側はうすい黄色に見える。つきのかさ。ハロ。 |
コメント:辞典しか事例がないので
編集部:第2版では、「月暈」を「つきかさ」と読ませる例がありませんね。
著書・作品名:天變地異
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1868年
著者・作者:小幡篤次郎
掲載ページなど:21丁オ4行目
発行元:慶應義塾蔵版