日国友の会

ふきやぶる【吹破】

読者カード 語釈 2024年11月19日 公開

2021年03月22日 古書人さん投稿

用例:又麦藁を竈に焚て剥々(ぱちぱち)音のするは藁の節に籠たる空氣の脹れて藁を吹破(フキヤブ)る声なり〔一・一〕
『訓蒙窮理圖解』 1868年 福澤諭吉
語釈:〔他ラ五(四)〕空気などの圧力でものを壊す。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版の語釈は「風が強く吹いて、物をこわす」となっています。

著書・作品名:訓蒙窮理圖解

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1868年

著者・作者:福澤諭吉

掲載ページなど:269ページ1行目〔『福沢全集第2巻』、1925〕

発行元:国民図書