日国友の会

スーリヤ

読者カード 項目 2024年11月20日 公開

2021年03月23日 古書人さん投稿

用例:韋陀中に就きて「スルヤ」神の性質を考ふるに太陽を呼びて「スルヤ」又「サウイツリ」と云ひ「アグニー」「インドラ」と同じく「オスアデチー」の子なり(「アデチー」は「プリシウヰ」に同じ)〔宗教・四韋陀の梗概及哲學(二)〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 米国哲學博士 藏原惟郭
語釈:(Sūrya)《スルヤ》インド神話の神。太陽を神格化したもの。プラーナ文献では,3つの目,4本の腕をもった濃い赤色の人間の姿で描写されている。2本の手に蓮華を持ち,3番目の手によって祝福を授け,4番目の手で崇拝者たちを励ます。そしてしばしば赤い蓮華の上にすわり,体からは栄光の光線が放射している。スーリヤは暗黒を払い,人々を覚醒させて活動を促し,諸神の目として下界の生類の行動を看視する。暁の神ウシャスの恋人としてそのあとを追い,7頭の馬の引く車を御すともいわれる。また飛んでいく鳥にたとえられることもある。この神は『アタルバ・ベーダ』,ブラーフマナおよび叙事詩時代を通じて太陽神の位置を持続した。(「ブリタニカ国際大百科事典」(デジタル版)より)

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:米国哲學博士 藏原惟郭

掲載ページなど:497ページ上段4行目

発行元:博文館