日国友の会

わしば【鷲羽】

読者カード 項目 2024年11月20日 公開

2021年03月23日 古書人さん投稿

用例:或はずっと昔は、鎗も鷲羽(ワシハ)も黑部五郎もあたりの山々を一丸に打って穂高岳と云うたかも知れぬが、〔槍ヶ岳山塊・四〕
『日本の山水』 1916年6月15日 河東乗五郎
語釈:「わしばだけ(鷲羽岳)」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:2018年8月15日付けで、石神録之助『登山必携 山嶽めぐり』(1919)から「鷲羽岳」の例をご紹介いただいており、語釈は『デジタル大辞泉』から「富山県南東部、長野県大町市との県境にある山。標高2924メートル。飛騨山脈(北アルプス)中央部の高峰の一。南東に火口湖の鷲羽池(湖面標高2750メートル)がある。名は、ワシが羽をひろげたような山容であることからとされる」と引かれています。

著書・作品名:日本の山水

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1916年6月15日

著者・作者:河東乗五郎

掲載ページなど:254ページ後ろから6行目

発行元:松本商会出版部