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じどうピアノ【自動ー】

読者カード 用例 2022年01月14日 公開

2021年03月26日 ubiAさん投稿

用例:斯ういふ處にはお極りのキネマが自働ピアノで客を呼んで居ました。
『先生への通信 伯林から(二)』 1910年10月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(ピアノは英・イタリア piano)自動楽器の一つ。特殊な機械装置を施し、穴をあけたロール紙を用いて演奏家なしに楽曲を自動的に奏でるピアノ。

コメント:第二版の用例(1914)よりさかのぼります。初出(明治四十三年十月、東京朝日新聞)とあります。

編集部:第2版では、原田棟一郎『紐育』(1914)の例が早いのですが、さらに、4年さかのぼります。

著書・作品名:先生への通信 伯林から(二)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1910年10月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:151ページ本文9行目〔『寺田寅彦全随筆一』、一九九一年一二月四日第一刷発行〕

発行元:岩波書店