日国友の会

バルナ

読者カード 用例 2024年11月24日 公開

2021年03月27日 古書人さん投稿

用例:賢者は此一大精神を火と呼び「インドラ」「マイツラ」「「ワルナ」と稱す〔宗教・四韋陀の梗概及哲學(二)〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 米国哲學博士 藏原惟郭
語釈:(Varuna)古代インドの神。インド最古の聖典『リグ・ベーダ』において、讃歌(さんか)の数こそ少ないが、インドラ(帝釈天(たいしゃくてん))とともに重要な神である。契約の神であるミトラと対(つい)でたたえられる場合が多い。(「日本大百科全書(ニッポニカ)」より)

コメント:僅かですが遡ります

編集部:2017年12月4日付けで、姉崎正治『印度宗教史』(1897)の例をご紹介いただいていますが、1年さかのぼります。用例中の語形は「ワルナ」ですが、「バルナ」の異形と考えられますね。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:米国哲學博士 藏原惟郭

掲載ページなど:498ページ上段9行目

発行元:博文館