日国友の会



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にばんいね【二番稲】

読者カード 用例 2022年01月20日 公開

2021年03月28日 ubiAさん投稿

用例:久萬川の土手に沿うた一丸の二番稻があつて其中に鴫が居ると見える。
『鴫つき』 1901年9月 寺田寅彦
語釈:〔名〕早稲についで収穫する稲。二期作目の稲。

コメント:第二版の用例(1902)よりさかのぼります。文末に(明治三十四年九月)とあります。

編集部:第2版では、河東碧梧桐・高浜虚子編『春夏秋冬-秋』(1902)の例が添えられていますが、さらに、1年、さかのぼります。

著書・作品名:鴫つき

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1901年9月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:41ページ本文4行目〔『寺田寅彦全随筆一』、一九九一年一二月四日第一刷発行〕

発行元:岩波書店