日国友の会

しゅくぼう【宿望】

読者カード 用例 2024年11月25日 公開

2021年03月30日 古書人さん投稿

用例:我国民多年の宿望(シュクバウ)たる條約改正は眞に難問題にして幾度か失敗の歴史を遺し〔政治史・十五〕
『明治発達史 全』 1911年7月27日 編纂者 毛利鐵之助・原田信三・日野忠吾・宮本銑太郎
語釈:〔名〕(1)かねてからの願望。長い間の念願。宿念。しゅくもう。

コメント:解釈1の「しゅくぼう」の確例です

編集部:第2版では、『明衡往来』(11C中か)と『日葡辞書』(1603)の例が添えられていますが、確例は後者で「シュクマウ」と両音併記されているだけですね。

著書・作品名:明治発達史 全

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1911年7月27日

著者・作者:編纂者 毛利鐵之助・原田信三・日野忠吾・宮本銑太郎

掲載ページなど:51ページ後ろから6行目

発行元:博愛館