日国友の会

ぎが【戯画】

読者カード 用例 2024年11月28日 公開

2021年04月01日 古書人さん投稿

用例:然れども人物及び獸を寫すに於て非常なる人為的點綴を施し因て以て其畫意の最も端嚴なるものをして殆んど戯畫に化せしむることあり〔美術・西眼に映せる光琳〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 靑萍迂人
語釈:〔名〕戯れに描いた絵。また、誇張して描いたりした滑稽な画。おどけ絵。ざれ絵。カリカチュア。比喩的に、滑稽な、あるいは、ばかばかしい状況・情景の意でも用いる。

コメント:遡ります

編集部:2008年10月20日付けで、末広鉄男さんに、芳賀矢一・下田次郎『日本家庭百科事彙』(1906)の例をご紹介いただいていますが、さらに、10年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:靑萍迂人

掲載ページなど:504ページ下段10行目

発行元:博文館