日国友の会

こんろん【崑崙】

読者カード 用例 2024年11月29日 公開

2021年04月03日 古書人さん投稿

用例:黄金の冠に錦綉の服を着し、崑崙(コンロン)の頂きより出でたる三尺の劍を横へ、〔雑録・火〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 江見水蔭
語釈:〔一〕中国の伝説的地名。黄河の源であり、玉(ぎょく)を産出し、不死の仙女、西王母の住むという西方の楽土。漢の武帝の時には于闐(ホータン)で玉がとれることから、于闐の山を崑崙にあてていた。

コメント:解釈1の初事例です

編集部:第2版では、漢籍『爾雅』の例が添えられていますが、国書の例は添えることができませんでした。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:江見水蔭

掲載ページなど:516ページ上段後ろから3行目

発行元:博文館