日国友の会

こうしゅ【拱手】

読者カード 用例 2024年11月29日 公開

2021年04月03日 古書人さん投稿

用例:草の風に靡くが如く低頭拱手(ていとうコウシュ)、参拝の禮を為して、大王の聖壽萬々歳をぞ唱へける。〔雑録・火〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 江見水蔭
語釈:〔名〕(「きょうしゅ」の慣用読み)(2)転じて、何もしないでいること。手を下さないこと。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:2006年10月15日付けで、末広鉄男さんに、安藤政秀『坪内経営残酷物語』(1984)の例をご紹介いただいていますが、さらに、88年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:江見水蔭

掲載ページなど:516ページ下段後ろから7行目

発行元:博文館