カシニーじょうやく【—条約】
読者カード 項目 2024年12月03日 公開
用例: | 遂に秘密條約(所謂カシニー條約(デウヤク))を締結して、西伯利亞鐵道を滿洲南部に至る迄延長するの權利を獲得せり、〔明治史・十九〕 |
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『明治発達史 全』 1911年7月27日 編纂者 毛利鐵之助・原田信三・日野忠吾・宮本銑太郎 | |
語釈: | (カシニーはCassini、当時の在清駐露公使の名)「ろしんみつやく(露清密約)」の別称。 |
コメント:取り敢えず
編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「露清密約」の語釈は「ロシアと清の対日秘密条約。一八九六年、李鴻章と外相ロバノフらがモスクワで締結。日本が領土侵略した場合の相互援助を約し、清国はロシアに東清鉄道の敷設権を与えた。李・ロバノフ条約。露清秘密条約」となっています。
著書・作品名:明治発達史 全
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1911年7月27日
著者・作者:編纂者 毛利鐵之助・原田信三・日野忠吾・宮本銑太郎
掲載ページなど:82ページ後ろから5行目
発行元:博愛館