かごめかごめ
読者カード 用例 2024年12月04日 公開
用例: | 來る年毎に萬歳のうたふ鶴は千年、龜は萬年なら、カアゴメカアゴメの籠の中で夜明けのばんに母鳥が教へてくれた事もあれど、〔雑録・鶴龜〕 |
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『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 南 新二 | |
語釈: | 〔名〕(「かごめ」は「かこむ(囲)」の異形「かごむ」の命令形からか)児童の遊戯の名。また、そのときに歌うわらべ歌。目隠しをしてしゃがんだ一人の回りを、他の数人が「かごめかごめ、籠の中の鳥は、いついつ出やる、夜あけの晩に、鶴と亀とつーぺった、うしろの正面だあれ」と歌いながら回り、歌い終わったとき、中の一人が背後の人の名をあて、あてられた者が次に中にはいって目隠しをしてしゃがむ。また、二人向かい合って両手を取り、中に一人入れて「かごめかごめ」の歌をうたって、終わると片方の手を高くあげて、中の者を出し、他の者が代わりにはいるようにするものもいう。中の中の小仏。かごめ。 |
コメント:遡ります
編集部:第2版には、平出鏗二郎『東京風俗志』(1899-1902)の例が添えられていますが、さらに、6年ほどさかのぼります。
著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1896年1月20日
著者・作者:南 新二
掲載ページなど:526ページ下段10行目
発行元:博文館