日国友の会

なりものし【鳴物師】

読者カード 用例 2024年12月07日 公開

2021年04月08日 古書人さん投稿

用例:七代目團十郎の實父は鳴物師(ナリモノシ)の「笛吹勝」、四代目小團次は市村座の火縄賣榮藏が子、〔雑録・藝人世界〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 靑大通
語釈:〔名〕長唄や歌舞伎の下座音楽で、三味線以外の鳴物をあつかう囃子方(はやしかた)。下方(したかた)。なりもの。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、川口松太郎『人情馬鹿物語』(1955)の例が添えられていますが、59年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:靑大通

掲載ページなど:532ページ上段後ろから4行目

発行元:博文館