日国友の会

にくづき【肉付】

読者カード 用例 2024年12月08日 公開

2021年04月09日 古書人さん投稿

用例:赭顔(しゃがん)にして惣躰肉附(ニクヅキ)能く、荘重典雅妄りに談笑せず、〔雑録・金陵宕陰息軒三儒先生の丰容〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 三昧道人
語釈:〔名〕(「にくつき」とも)(2)身体の、ふとったり痩(や)せたりしている程度。からだの肉のつきぐあい。ししつき。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:第2版では、永井荷風『あめりか物語』(1908)の例が早いのですが、12年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:三昧道人

掲載ページなど:533ページ下段後ろから10行目

発行元:博文館