日国友の会

てっしょう【徹宵】

読者カード 用例 2024年12月08日 公開

2021年04月09日 古書人さん投稿

用例:來らるゝ毎に局を圍み、共に蒲團を天窓より被りて徹宵(テツセウ)せらるゝを常としたりし。〔雑録・金陵宕陰息軒三儒先生の丰容〕
『太陽(第貮巻第貮号)』 1896年1月20日 三昧道人
語釈:〔名〕夜どおし。また、一晩じゅう寝ないで過ごすこと。夜もすがら。徹夜。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、国木田独歩『恋を恋する人』(1907)の例が早いのですが、さらに、11年さかのぼります。

著書・作品名:太陽(第貮巻第貮号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年1月20日

著者・作者:三昧道人

掲載ページなど:534ページ下段7行目

発行元:博文館