日国友の会

さがのらん【佐賀の乱】

読者カード 用例 2024年12月13日 公開

2021年04月14日 古書人さん投稿

用例:西郷以下征韓論派は一同袂を連ねて廟堂を辭するに至り、其餘波は激して、佐賀(サガ)の亂(ラン)となり、西南の役となりしことは前章已に述べたるが如し。〔日韓合邦・七〕
『明治発達史 全』 1911年7月27日 編纂者 毛利鐵之助・原田信三・日野忠吾・宮本銑太郎
語釈:明治七年(一八七四)二月、前参議江藤新平、前秋田権令島義勇らが征韓論反対の明治政府に対して佐賀で起こした不平士族の反乱。まもなく政府軍に敗れ、江藤・島はさらし首の極刑に処された。

コメント:遡ります

編集部:2008年8月29日付けで、末広鉄男さんに、『日本家庭大百科事彙第二巻』(1928)の例をご紹介いただいていますが、さらに、17年さかのぼります。

著書・作品名:明治発達史 全

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1911年7月27日

著者・作者:編纂者 毛利鐵之助・原田信三・日野忠吾・宮本銑太郎

掲載ページなど:140ページ後ろから2行目

発行元:博愛館