日国友の会

はつじょうき【発情期】

読者カード 用例 2024年12月13日 公開

2021年04月17日 古書人さん投稿

用例:故に牝が其発情期の始めに牡と合すれば牝が生じ其期の終りに合すれば牡が生ずと〔第四章〕
『畜産汎論』 1900年7月7日 高見長恒
語釈:〔名〕動物とくに哺乳類が交尾可能な生理状態にあり、交尾をもとめる行動をおこしている時期。一般に雌は排卵の時期に一致するが、雄は同種の雌全個体の発情期に重複し、さらに前後の時期にもいたるので比較的長い。多くの哺乳類は一年に一回の繁殖期にのみ発情するが、霊長類やネズミなどでは「発情周期」が年に何回も繰り返される。発情は雌雄とも性ホルモンによる。

コメント:僅かですが遡ります

編集部:2020年3月6日付けで、ねじり草さんに、宮武外骨『滑稽新聞』(1902)の例をご紹介いただいていますが、さらに、2年さかのぼります。

著書・作品名:畜産汎論

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1900年7月7日

著者・作者:高見長恒

掲載ページなど:28ページ後ろから5行目

発行元:博文館