日国友の会

いたいし【板石】

読者カード 用例 2024年12月14日 公開

2021年04月17日 古書人さん投稿

用例:御影の板石(イタイシ)潤沢なれば、東京にては板を用ゐる溝の蓋、湯屋の洗ひ場などみな板石を敷詰めたり、〔雑報・大坂事情〕
『文藝倶楽部(第二巻第十編)』 1896年8月10日 編輯人 宮澤春文
語釈:〔名〕(2)板状の石材。加工程度によって、荒板、のみ切板、山たたき板、ひき石などに分けられる。舗装用の敷石、石張りなどに用いる。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:第2版では、横光利一『家族会議』(1935)の例が添えられていますが、39年さかのぼります。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第十編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年8月10日

著者・作者:編輯人 宮澤春文

掲載ページなど:235ページ上段10行目

発行元:博文館