日国友の会

はらのかわをよる【腹の皮を縒る】

読者カード 用例 2024年12月14日 公開

2021年04月18日 古書人さん投稿

用例:菊五郎は頭へ手拭をのせて踊り出せしに、見物は腹(ハラ)の皮(カハ)をよって笑ひ出せしが、〔雑報・お花の踊〕
『文藝倶楽部(第二巻第十編)』 1896年8月10日 編輯人 宮澤春文
語釈:おかしさに、腹の皮がよじれるほど大笑いをする。おかしくてたまらないさまにいう。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、『俚言集覧』(1797頃)の例が早い例として添えられています。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第十編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年8月10日

著者・作者:編輯人 宮澤春文

掲載ページなど:239ページ下段後ろから8行目

発行元:博文館