日国友の会

のぼりおり【上下】

読者カード 用例 2024年12月17日 公開

2021年04月20日 古書人さん投稿

用例:風雨鍼ノ能ク自ラ上(ノボ)リ落(ヲ)リヲ行フコトハ、實ニ筩ノ内ノ木硠ノ上、空シクシテ氣ノ入ルコトナク、〔風雨鍼〕
『博物新編譯解 巻之一』 1868年 大森秀三
語釈:〔名〕「のぼりくだり(上下)」に同じ。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、仮名垣魯文『西洋道中膝栗毛』(1870-76)の例が早いのですが、さらに、8年さかのぼります。ちなみに、「のぼりくだり」の語釈は「のぼることとくだること。のぼったりくだったりすること。昇降。また、街道を往来すること。のぼりおり」となっています。

著書・作品名:博物新編譯解 巻之一

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1868年

著者・作者:大森秀三

掲載ページなど:10丁ウ3行目

発行元:青山清吉