のぼりおり【上下】
読者カード 用例 2024年12月17日 公開
用例: | 風雨鍼ノ能ク自ラ上(ノボ)リ落(ヲ)リヲ行フコトハ、實ニ筩ノ内ノ木硠ノ上、空シクシテ氣ノ入ルコトナク、〔風雨鍼〕 |
---|---|
『博物新編譯解 巻之一』 1868年 大森秀三 | |
語釈: | 〔名〕「のぼりくだり(上下)」に同じ。 |
コメント:遡ります
編集部:第2版では、仮名垣魯文『西洋道中膝栗毛』(1870-76)の例が早いのですが、さらに、8年さかのぼります。ちなみに、「のぼりくだり」の語釈は「のぼることとくだること。のぼったりくだったりすること。昇降。また、街道を往来すること。のぼりおり」となっています。
著書・作品名:博物新編譯解 巻之一
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1868年
著者・作者:大森秀三
掲載ページなど:10丁ウ3行目
発行元:青山清吉