かいふう【海風】
読者カード 用例 2024年12月17日 公開
用例: | 海外ノ諸島、地赤道ノ中ニ處ルハ、巳ノ辰ヨリ酉ノ辰ニ至ルマデ常ニ海風ヲ吹ク、〔風論〕 |
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『博物新編譯解 巻之一』 1868年 大森秀三 | |
語釈: | 〔名〕(2)海岸地方で、昼間、海上から陸地に吹きこんでくる風。陸地は海水よりも熱しやすいために起こる現象。日の出後約二時間後から夕方まで続き、午後二~三時ごろが最も強い。海軟風。←→陸風。 |
コメント:解釈2の事例で遡ります
編集部:2014年6月15日付けで、古書人さんに、『兵要日本地理小誌評註』(1876)の例をご紹介いただいていますが、さらに、8年さかのぼります。
著書・作品名:博物新編譯解 巻之一
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1868年
著者・作者:大森秀三
掲載ページなど:16丁ウ6行目
発行元:青山清吉