日国友の会

かきあげ【掻揚】

読者カード 用例 2024年12月18日 公開

2021年04月23日 古書人さん投稿

用例:然し小魚の掻揚(カキアゲ)は妙であったと、頻に喜ぶ人もあったさうだが、〔雑録・沙地浪宅記〕
『文藝倶楽部(第二巻第十一編)』 1896年9月10日 思案外史記
語釈:〔名〕(5)てんぷらの一種。貝柱、白魚、細かく切ったイカ、サクラエビなどを衣でつないで油であげたもの。

コメント:解釈5の事例で遡ります

編集部:第2版では、安藤鶴夫『巷談本牧亭』(1964)の例が添えられていますが、さらに、68年さかのぼります。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第十一編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年9月10日

著者・作者:思案外史記

掲載ページなど:184ページ下段後ろから2行目

発行元:博文館