日国友の会

ざしきテンプラ【座敷天麩羅】

読者カード 用例 2024年12月18日 公開

2021年04月24日 古書人さん投稿

用例:さて其次が座敷天麩羅(ザシキテンプラ)と來たから、此大道具(おほだうぐ)大仕掛は餘程凄いものであった。〔雑録・沙地浪宅記〕
『文藝倶楽部(第二巻第十一編)』 1896年9月10日 思案外史記
語釈:〔名〕(テンプラは ポルトガル tempero)座敷でてんぷらを揚げ、揚げたてをその席で食べること。また、そのてんぷら。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、小山内・秋山・太田『現代用語辞典』(1925)の例が添えられていますが、29年さかのぼります。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第十一編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年9月10日

著者・作者:思案外史記

掲載ページなど:184ページ後ろから7行目

発行元:博文館