日国友の会

キネマカラー

読者カード 用例 2024年12月22日 公開

2021年04月25日 古書人さん投稿

用例:また先にのべたキネマカラーと云うのは赤と緑と調色画像をかわるがわる映寫する方法で、〔色彩映画の演出〕
『映画評論(第5巻第9号)』 1948年10月1日 田口泖三郎
語釈:〔名〕(英 kinemacolour)イギリスの C.アーバンと G.A.スミスにより,1906年に発明された,カラー映画の技術的方法。2色法といわれ,撮影レンズの前に赤,緑2色の回転フィルタを装置し,それを通して撮影,映写する方式。当時は好評を博したが,15年アメリカの H.カルマスによる3色法カラー・システムのテクニカラーが開発されるとテクニカラー万能の時代となり,その座を追われた。〔『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』@kotobank〕

コメント:僅かですが遡ります

編集部:2016年11月14日付けで、『世界新語辞典』(1949)の例をご紹介いただいていますが、さらに、1年さかのぼります。

著書・作品名:映画評論(第5巻第9号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1948年10月1日

著者・作者:田口泖三郎

掲載ページなど:4ページ3段後ろから13行目

発行元:日本映画出版