せんじょうがはら【戦場ヶ原】
読者カード 用例 2024年12月30日 公開
用例: | 中禅寺湖を過ぎ、千丈(センヂャウ)ヶ原(ハラ)に至れば、秋の千草は時を得顔に咲き亂れて、虫聲宛として雨に似たり、〔雑録・青山白水〕 |
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『文藝倶楽部(第二巻第十一編)』 1896年9月10日 二橋生 | |
語釈: | (昔、男体山の主の大蛇と赤城山の主の大百足(むかで)とが戦い、大蛇が勝利してその戦勝の祝賀をもよおしたところという伝説による)栃木県日光市、中禅寺湖の北方にある乾燥湿原。標高約一四〇〇メートル。男体山噴火の際、溶岩で川がせき止められてできた湖が土砂に埋められて陸地化したもので、赤沼などに湖の面影が残る。日光国立公園の特別保護区域。 |
コメント:僅かですが遡ります
編集部:2008年11月16日付けで、『文藝倶楽部 旅之友』(第4館第8編臨時増刊、1898.07.05)の例をご紹介いただいていますが、さらに、2年さかのぼります。
著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第十一編)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1896年9月10日
著者・作者:二橋生
掲載ページなど:192ページ下段後ろから7行目
発行元:博文館