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あさひしょうぐん【朝日将軍】

読者カード 用例 2024年12月31日 公開

2021年05月03日 古書人さん投稿

用例:朝陽斜に茅檐を掠めて、嵐氣(らんき)空より靑き處、旭将軍(アサヒシャウグン)の顧みて、馬を進めたる地なり、〔雑録・青山白水〕
『文藝倶楽部(第二巻第十一編)』 1896年9月10日 二橋生
語釈:「みなもとのよしなか(源義仲)」の別称。

コメント:遡ります

編集部:2008年8月22日付けで、末広鉄男さんに、『日本家庭大百科事彙第一巻』(1927)の例をご紹介いただいていますが、さらに、31年さかのぼります。ちなみに、「朝日将軍」の語釈は「平安末期・鎌倉初期の武将。義賢の二男。父が源義平に殺され、乳母の夫中原兼遠によって木曾山中で成長したので、木曾義仲とも呼ばれた。以仁王(もちひとおう)の令旨で挙兵、越後国の城長茂を敗走させ、北陸道を西上して寿永二年(一一八三)入京。東国の頼朝、西国の平氏と天下三分の形勢をつくり、朝日将軍の名を得たが、間もなく後白河法皇に反して、法住寺殿に法皇を攻め、かえって源範頼・義経の追討を受けて、近江粟津原で敗死した。久寿元~寿永三年(一一五四~八四)」となっています。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第十一編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年9月10日

著者・作者:二橋生

掲載ページなど:194ページ上段12行目

発行元:博文館