あやめふき【菖蒲葺】
読者カード 用例 2021年05月13日 公開
用例: | 〔夏〕菖蒲葺と云ことを 幾歳をかけてふくらん菖蒲草けふはねこめに軒をふきつる |
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『桜井基佐集』 1509頃年 | |
語釈: | 〔名〕五月四日の夜、端午の邪気を払うため、家々の軒にショウブをさすこと。また、その人。→菖蒲葺く。 |
コメント:さかのぼる用例だと思います。
編集部:第2版では、雑俳『柳多留・二』(1767)の例が早いのですが、さらに、258年ほどさかのぼります。
著書・作品名:桜井基佐集
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1509頃年
著者・作者:
掲載ページなど:306ページ下段後ろから5行目(第二百六十三巻・櫻井基佐集、夏)〔塙保己一編『群書類従・第十五輯(訂正三版)』、1987〕
発行元:続群書類従完成会