はくしじゃっこう【薄志弱行】
読者カード 用例 2025年01月10日 公開
用例: | 今日殆ど凡ての評者が單に純文學の批判を事とするの弊は薄志弱行の群小作者をして遂に不義悖徳を唱道せしめずむば已まざるべし、〔文學・社會的立脚地よりの文學評論〕 |
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『太陽(第參巻第貮号)』 1896年2月5日 編輯兼発行人 岸上 操 | |
語釈: | 〔名〕意志が弱く、物事を断行する気力に乏しいこと。 |
コメント:遡ります
編集部:第2版では、正岡子規『消息』(1899-1900)の例が早いのですが、4年さかのぼります。
著書・作品名:太陽(第參巻第貮号)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1896年2月5日
著者・作者:編輯兼発行人 岸上 操
掲載ページなど:646ページ上段後ろから5行目
発行元:博文館