おさりざわどうざん【尾去沢銅山】
読者カード 項目 2025年01月11日 公開
用例: | 八月江刺縣下陸中鹿角郡尾去澤銅山ノ掘採ハ之ヲ該縣ニ委シ、〔鉱山・鉱山課・明治三年〕 |
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『工部省沿革報告』 1889年 大蔵省(農商務省・会計検査院)編纂 | |
語釈: | 「おさりざわこうざん(尾去沢鉱山)」に同じ。 |
コメント:遡ります
編集部:2008年7月24日付けで、亀井忠一編『帝國地理教科書 全』(1898)の例をご紹介いただいていますが、9年さかのぼります。ちなみに、「尾去沢鉱山」の語釈は「秋田県鹿角市にある鉱山。慶長年間(一五九六~一六一五)金が発見され、寛文六年(一六六六)以後は銅山として栄えた。江戸時代は南部藩の直営。銅、硫化鉄、鉛、亜鉛を産出。昭和五三年(一九七八)閉山」となっています。
著書・作品名:工部省沿革報告
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1889年
著者・作者:大蔵省(農商務省・会計検査院)編纂
掲載ページなど:51ページ上段13行目(「明治前期 財政経済史料集成 第17巻ノ1」、1964)
発行元:明治文献資料刊行会