のぐちごろうだけ【野口五郎岳】
読者カード 項目 2025年01月15日 公開
用例: | それが次第に谷に下りて左股右股に分れる處、笠嶽の雙六に續く尾根のうねり鹽梅、其尾根の上に、野口(ノグチ)五郎嶽(ラウダケ)や其他二三の頭を遠望するパノラマの開展は、〔槍ヶ岳山塊〕 |
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『日本の山水』 1915年 河東乗五郎 | |
語釈: | 富山県南東部、長野県大町市との県境にある山。標高2924メートル。飛騨山脈(北アルプス)中央部の高峰の一。山頂南西部に氷食地形のカール(圏谷)がある。烏帽子(えぼし)岳(標高2628メートル)から槍ヶ岳に至る裏銀座縦走路中にあり、登山者が多い。中部山岳国立公園に属する。[補説]「野口」は長野県大町市の地名。「五郎」は、花崗(かこう)岩が風化した岩場を地元で「ゴーロ」とよぶことに由来する。〔『デジタル大辞泉』@JapanKnowledge〕 |
コメント:遡ります
編集部:2018年8月15日付けで、石上録之助『登山必携 山嶽めぐり』(1919)の例をご紹介いただいていますが、さらに、4年さかのぼります。
著書・作品名:日本の山水
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1915年
著者・作者:河東乗五郎
掲載ページなど:277ページ後ろから4行目
発行元:紫鳳閣