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うんしつ【温室】

読者カード 語釈 2025年01月15日 公開

2021年05月13日 古書人さん投稿

用例:其花窖温室(くわかうウンシツ)等の設けに至りては春花(しゅんくわ)を冬裡に開かしめ夏瓜を春初に結バしむるが如き類にして〔論説・園藝論(續き)〕
『風俗畫報(第五号)』 1889年6月10日 北巖野史
語釈:〔名〕「おんしつ(温室)(3)」に同じ。

コメント:「うんしつ」の確例です

編集部:第2版の「うんじつ(温室)」の語釈は「(「うんじつ」とも)湯あみする建物。湯殿。湯屋(ゆや)。また、古く、寺院で行として湯をわかし、僧に浴させること」となっています。ご紹介いただいた例は「温室(3)」の意味「植物を寒さから保護したり、開花、結実の促成や抑制を目的とした建物。ガラスやビニールで囲い、ふつう暖房装置を備える。明治初期に移入され、中期以後広まった。《季・冬》」に相当すると考えられます。

著書・作品名:風俗畫報(第五号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1889年6月10日

著者・作者:北巖野史

掲載ページなど:1ページ上段後ろから9行目

発行元:東陽堂