日国友の会

【重要なお知らせ】AndroidOSからのユーザー登録について

現在、AndroidOS端末からの新規ユーザー登録が一時的にご利用いただけない状況となっております。
PCおよびiPhoneからは通常通りユーザー登録が可能ですので、そちらをご利用いただけますようお願い申し上げます。
ご利用の皆様にはご不便をおかけし誠に申し訳ございません。問題解消に向けて対応しておりますので、今しばらくお待ちください。
進捗があり次第、こちらのページでお知らせいたします。(2025年1月10日)

つぎいとおり【繋糸織】

読者カード 項目 2025年01月20日 公開

2021年05月18日 古書人さん投稿

用例:一樂織は少しく衰へて當秋袷物(あはせもの)の第一は繋糸織(ツギイトオリ)、諸糸織、第二は結城紬。大縞紬、第三伊勢崎銘仙、秩父縞等なり。〔雑報・目下の流行物〕
『文藝倶楽部(第二巻第十一編)』 1896年9月10日 編輯人 宮澤春文
語釈:〔名〕「つなぎいとおり(繋糸織)」に同じ。

コメント:単なる誤植のようにも思えますが、投稿しました

編集部:「つなぐ」と「つぐ」は意味としても通じますので、とりあえず表記通りの形で見出し候補としておきましょう。ちなみに、「つなぎいとおり」の語釈は「糸織りの一種。経(たていと)には糸織りと同様の糸を用い、緯(よこいと)には、短い屑絹糸(くずきぬいと)か、特に一定の長さに切った絹糸をつなぎ合わせた結び目のある糸を用いて、平織りにしたもの。着尺地・羽尺地などに用いられる」となっています。

著書・作品名:文藝倶楽部(第二巻第十一編)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1896年9月10日

著者・作者:編輯人 宮澤春文

掲載ページなど:239ページ下段2行目

発行元:博文館