しんこくみ【深刻味】
読者カード 用例 2022年06月07日 公開
| 用例： | 一種サディズム匂のあるエロティックな深刻味があつて〔二科會（カタログ順）〕 |
|---|---|
| 『昭和二年の二科會と美術院』 1927年11月 寺田寅彦 | |
| 語釈： | 〔名〕（「み」は接尾語）深刻である感じ。また、深刻である程度。 |
コメント：第二版の用例（1933）よりさかのぼります。初出（昭和二年十一月、靈山美術）とあります。
編集部：第2版では、内田魯庵『読書放浪』（1933）の例が添えられていますが、さらに、6年さかのぼることになります。
著書･作品名：昭和二年の二科會と美術院
媒体形式：単行本
刊行年（月日）：1927年11月
著者･作者：寺田寅彦
掲載ページなど：542ページ本文12行目〔『寺田寅彦全随筆二』、一九九二年一月七日第一刷発行〕
発行元：岩波書店