プルシャンブルー
読者カード 用例 2022年06月15日 公開
用例: | 黄は睨み朱は吼える、プルシアンブルーはうめく。 |
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『二科狂想行進曲』 1928年11月 寺田寅彦 | |
語釈: | 〔名〕(英 Prussianblue「プロシャの青」の意)((プルシャンブリュー・プロシャンブルー)) 顔料・絵具名。フェロシアン化鉄あるいはそれに近い化合物からなる濃青色の人工顔料。人工顔料としては最も早く、八世紀にドイツで発明されたもの。紺青。ベルリン青。ベレンス。 |
コメント:項目が載っていないようなので。初出(昭和三年十一月、靈山美術)とあります。
編集部:第2版では、「プルシャンブルー」の語形で立項されています。この語形では、すでに、2007年5月11日付けで、nanyakayaさんに、笠原健一『配色法一斑』(1893)の例をご紹介いただいています。むしろ、異形として「プルシアンブルー」を加えるべきかもしれません。
著書・作品名:二科狂想行進曲
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1928年11月
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:寺田寅彦全随筆二 一九九二年一月七日第一刷発行603ページ本文2行目
発行元:岩波書店