日国友の会

【重要なお知らせ】AndroidOSからのユーザー登録について

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PCおよびiPhoneからは通常通りユーザー登録が可能ですので、そちらをご利用いただけますようお願い申し上げます。
ご利用の皆様にはご不便をおかけし誠に申し訳ございません。問題解消に向けて対応しておりますので、今しばらくお待ちください。
進捗があり次第、こちらのページでお知らせいたします。

かかい【火界】

読者カード 用例 2025年03月12日 公開

2021年07月21日 古書人さん投稿

用例:緋玉垣ハ文字ノ火界ヲ表シ。出入スレハ無始ノ罪障ヲ悉ク滅シテ佛果菩提成。
『塵滴問答』 1325年頃年 大雲房
語釈:〔名〕「かだい(火大)」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、『米沢本沙石集』(1283)の例が添えられています。ちなみに「火大」の語釈は「(「大」は一切のものに遍満し、それらの拠り所となる本原の意)仏語。一般には、地水火風の四大を説き、密教では五大、六大などを説く、その一つ。地、水、風、また地、水、風、空および識とともに万物を構成するという要素。煖相(なんそう=暖かさ)を本性とし、熟(成熟)の作用があるとされる」となっています。

著書・作品名:塵滴問答

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1325年頃年

著者・作者:大雲房

掲載ページなど:208ページ下段4行目(「続群書類従 巻第九百三十六」(第32輯上)、1926)

発行元:続群書類従完成会