日国友の会

【重要なお知らせ】AndroidOSからのユーザー登録について

現在、AndroidOS端末からの新規ユーザー登録が一時的にご利用いただけない状況となっております。
PCおよびiPhoneからは通常通りユーザー登録が可能ですので、そちらをご利用いただけますようお願い申し上げます。
ご利用の皆様にはご不便をおかけし誠に申し訳ございません。問題解消に向けて対応しておりますので、今しばらくお待ちください。
進捗があり次第、こちらのページでお知らせいたします。

しんのう【心嚢】

読者カード 用例 2025年03月13日 公開

2021年07月22日 古書人さん投稿

用例:深吸息ニ於テハ殆ンド心嚢ヲ被覆スルニ至リ、唯縦隔膜ニ依テ分タルヽ而已。〔第一編・第二章〕
『簡明生理学 上巻』 1893年8月20日 吉岡荒太
語釈:〔名〕「しんまく(心膜)」の旧称。

コメント:辞典しか事例がないので

編集部:第2版では、金武良哲『解剖辞書』(1875)の例が添えられています。ちなみに、「心膜」の語釈は「心臓全体をつつむ最外層の二重の膜。心臓をつつむ外皮(心外膜)が折れかえってできたもので、心外膜と心膜との間にできる腔所(くうしょ)を心膜腔といい、少量の漿液(心膜液)が存在する。心嚢(しんのう)」となっています。

著書・作品名:簡明生理学 上巻

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1893年8月20日

著者・作者:吉岡荒太

掲載ページなど:97ページ後ろから1行目

発行元:誠之堂書店