てをこまねく【手を拱く】
読者カード 用例 2021年09月07日 公開
用例: | 鬱勃 (うつぼつ) たる商工業の發展も、其の途を得ることなく、空しく手 (テ) を拱 (コマネ) いて他の繁榮を羨望しつゝあるの外はなかつたのでありますが、 |
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『演説と挨拶と儀式』 1920年 下田圓次郎 | |
語釈: | (4)手だしをせずにいる。何もしないで見ている。手をつかねる。 |
コメント:「こまねく」の用例としてとりあえず投稿いたします。
編集部:第2版のこのブランチの確例は「こまぬく」だけになっていますね。
著書・作品名:演説と挨拶と儀式
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1920年
著者・作者:下田圓次郎
掲載ページなど:73ページ
発行元:文誠堂書店