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ひんがしやま【東山】

読者カード 項目 2025年03月23日 公開

2021年08月08日 古書人さん投稿

用例:長享元年秋の比。都のひんかし山のほとりに。萩原の中将と申ける人おはしけるか。
『人鏡論』 1487年
語釈:「ひがしやま(東山)【二】」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。「ひんがし(東)」の語誌によれば、「ひむかし」「ひんがし」を経て「ひがし」と読むようになるのは中世頃と記されていますが、その中世にもまだ混在していた証拠とも言えるかもしれませんね。ちなみに、「東山【二】」の語釈は「京都市の行政区の一つ。東山の南部と鴨川にはさまれた地域で、古くからの京都市街地の東南部を占める。昭和四年(一九二九)上京区から分離して新設された。同六年に宇治郡山科町を編入したが、山科区として同五一年に分区。知恩院・八坂神社・清水寺・東福寺・三十三間堂などの社寺があり、京都の代表的な花街の祇園がある」となっています。

著書・作品名:人鏡論

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1487年

著者・作者:

掲載ページなど:224ページ上段1行目(「「続群書類従 巻第九百三十七」(第32輯上、1926)

発行元:続群書類従完成会