ちゅうじ【中耳】
読者カード 用例 2022年12月03日 公開
| 用例： | 次に一寸耳新しいのは露西亞の某醫師が患者の咽喉の中へ紫色の電燈を點じて咽頭の病を治した事である。其他中耳や眼の治療にも電燈を用ひる事があるさうな。〔二〕 |
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| 『話の種』 1907年9月4日 寺田寅彦 | |
| 語釈： | 〔名〕耳の一部、聴覚器の構成部分。両生類、哺乳類までに見られる。鼓室・鼓膜・エウスタキオ管・鼓室小骨よりなる。 |
コメント：第二版では辞書類（1872）のみで、文例が載っていないので。初出（明治四十年九月四日、東京朝日新聞）とあります。
編集部：第2版では、奥山虎章『医語類聚』（1872）の例が添えられています。
著書･作品名：話の種
媒体形式：単行本
刊行年（月日）：1907年9月4日
著者･作者：寺田寅彦
掲載ページなど：364ページ9行目〔『寺田寅彦全集第六巻』、一九五〇年一〇月五日 第一刷発行 一九八六年一月七日 第二刷発行〕
発行元：岩波書店