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かんさいなまり【関西訛】

読者カード 用例 2022年12月07日 公開

2021年09月12日 ubiAさん投稿

用例:文章會で四方太氏が自分の文章を讀み上げる少し鏽のある音聲にも、關西訛のある口調にも忘れ難い特色があつたが、〔三〕
『俳諧瑣談』 1934年3月 寺田寅彦
語釈:〔名〕関西地方特有の発音や言葉遣い。

コメント:第二版の用例(1935~36)よりさかのぼります。初出(昭和九年三月、俳句研究)とあります。

編集部:第2版では、高見順『故旧忘れ得べき』(1935-36)の例が添えられていますが、2年ほどさかのぼることになります。

著書・作品名:俳諧瑣談

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1934年3月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:601ページ本文8行目〔『寺田寅彥全集文學篇第七卷』、昭和二十五年一月五日 第一刷發行〕

発行元:岩波書店