ちきゅうじき【地球磁気】
読者カード 用例 2023年02月06日 公開
用例: | 此の狭義の地球物理學の中で、更に特別の分派となつて居るのは地震學と地球磁氣に關する硏究とである。 |
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『地球物理学』 1915年2月 寺田寅彦 | |
語釈: | 〔名〕「ちじき(地磁気)」に同じ。 |
コメント:辞書類からの投稿例(1904)よりも新しいですが、文例が載っていないので。
編集部:2009年9月29日付けで、古書人さんに、郁文舎編輯所『理科辞典』(1904)の例をご紹介いただいています。ちなみに、「地磁気」の語釈は「地球のもつ磁気および磁場。磁針がほぼ地球の南北をさす原因となるもので、その極は地理上の極から約一一・五度傾き、一日周期や永年変化を起こして移動している。地球磁気。地球磁場」となっています。
著書・作品名:地球物理学
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1915年2月
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:4ページ本文7行目〔寺田寅彦『地球物理学』、大正四年二月十五日發行(国立国会図書館デジタルコレクション)〕
発行元:文會堂書店