ちゃま
読者カード 用例 2022年01月20日 公開
用例: | 『ね貴女(あなた)、妾(わたし)のやうな痘痕面(あばたづら)になりましては、一層(ひとしほ)美代(みよ)ちやまの年齡(としごろ)で居(を)りました頃が想ひ出されまして、最一度此(この)やうな年齡(としごろ)に』と |
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『邪すい(雑録)』 1897年5月10日 長谷川古都士 | |
語釈: | 〔接尾〕(接尾語「さま」の変化したもの)人名または人を表わす名詞に付けて、敬い親しむ気持を表わす。幼児語。 |
コメント:わずかですが遡ります。
編集部:第2版では、徳冨蘆花『思出の記』(1900-01)の例が添えられていますが、さらに、4年ほどさかのぼることになります。
著書・作品名:邪すい(雑録)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1897年5月10日
著者・作者:長谷川古都士
掲載ページなど:194ページ〔『文芸倶楽部』第3巻第7編〕
発行元:博文館